映像制作会社が次に学ぶべきもの

段々と内容が堅くなっていっています。
以前は「ロケしました」とか「何か買いました」程度の
日記帳でしたが、どんどん堅苦しい内容になっていっています。

考えて 然る後に 行動する

という基本を思い返せば、今はきっと考える期間なんでしょうか。

本題です。


映像制作会社として次に学ぶべきものは何か。

いくつもあると思いますが、

そのひとつは、「ネット動画の仕組み」だと思います。


要するに一言で言うと、

ネットで見てもらえる仕組み を学ぶことです。

作ることばかりに労力を使わず、
作ったものの届け方を学ぶのです。


放送に関わっている会社や人は、
誰に (視聴者層) 
何を (番組内容・ジャンル)
いつ (時間帯)
届けるかを考えるのに長けています。

ネット動画全盛の今、考え直してみると
ここには抜けているとても大きな要素があります。

「どうやって」届けるか です。

テレビという、最強のプラットフォームに乗っかっていると
この「どうやって」を考える機会がありません。
時間になったら電波でブワーっと放送されるわけですから。


しかしながらその裏側では、この約15年間、
ネット動画が深く静かに広がってきました。

その作り手たちが考えてきたことは

「どうやって多くの人に見てもらうか」

この1点に集中していたことでしょう。

アップロードだけしたって、誰も見てくれない。

なぜか。

探してもらえないから。画面に表示してもらえないから。


どうやったら人の目に触れ、最後まで見てもらい、
また別の人へシェアしてもらえるのか。
これが課題だったはずです。

その結果、インターネット上で
ものを見せる、客を集める、メディアを形成する
といった行為の基本的なやり方が、
長い年月とともに攻略されてきた様に思います。

それは、簡単にいうと、
SNSを駆使し、SEOも取り入れて、
かつベストなタイミングでアップすることです。


これは、テレビの視聴率対策と大きくは変わらない気がします。
方法が違うだけで。形が違うだけで。


ネットの勢いは確かにすごい。
今年はテレビの広告費をネットが抜くとも言われています。
その差はわずか100億円。(記憶が曖昧ですが)


少なからず関わる者として、どうなるのが一番良いか。


両方やることです。


テレビは新規参入が難しい業界ですので、
生き残りは大変ですが、品質の維持向上を徹底すれば
頑張り続けることができる。

そこからネットにも注力し、
ノウハウを形成して実績を積むことで力は倍になるはずです。


ネットもやるんです。
わかった気にならず、知った気にならず、
自分たちでもやってみて、そこから学ぶしかない。

もう遅い、と分かった様なこという人もいるでしょうが、

今始めれば、明日始める人よりも先行できる

これは常識です。

やらなきゃそのまま。ゼロ。
やればイチにはなる。

大手が10000だったとしても、
叶わなかったとしても、ゼロよりはマシ。

1なら2にできる。100にもできる可能性がある。

ゼロは、ゼロのままです。


成果は問わず、始めることが大切だと考えます。

どんなメリットがあるかっていいますと、

今勉強しておけば、今学んでおけば、

そのノウハウで次のプラットフォームに乗れます。


今勉強しない、学ばないままだと、

次のプラットフォームに気づかないまま、また周回遅れです。


映像制作ができるということは、
動画メディアの需要が高まるこれからの時代には、
大きなアドバンテージになります。

ネットを主戦場にしている方達と
張り合っていくためにも、私たちも学ばなくてはならないのです。


というお話でした。
堅いねぇ〜。

















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