この週末は企画書作りでした。
いわゆるプロポーザルというものに参加する為です。
余計なことを考えず、紙に思いと熱意をしたためます。
この企画書の作り方。
弊社でもPowerPointを使う事が多いです。
装飾用の部品が揃っていたり、テンプレートが充実していたりと大変便利なものです。
学生時代から使う方も多いのではないでしょうか?
ところが、私(スタッフO)はPowerPointが使えません。持っていないのです…。
独自なのかどうかは分かりませんが、ちょっとクセのある方法で作成しています。
実にややこしいです。備忘録も兼ねて手順を書き出してみます。
①テキストエディターで下書き
文字の部分についてじっくり書きます。あまり多くならない様に
必要最低限の文章とします。
②紙とペンでレイアウトを下書き
紙を縦に使うか横に使うか、どこに目を向かせるか、この段階で検討します。
③Photoshopで下書きしたレイアウトを清書
テキストエディターからコピペコピペで…。
④PhotoshopデータをJpeg書き出し
次の工程のためのつなぎです。
⑤装飾用のパーツをMotion5で作成
モーショングラフィックス用のソフトMotion5です。
これが最も煩雑な仕組みなのですが、4K用のプロジェクトで
枠や線などの装飾を作ると、印刷にもなんとか耐えられます。
IllustratorやPhotoshopでも作れるのですが、プリインの部品も多く
欲しいものがすぐ見つかって加工もラクラク。
ということで愛用しています。
④で書き出したJpegを参考に位置を併せて装飾を配置。
PNGで書き出してPhotoshopに渡しています。
手順が多いですが手が早くなるので結果的にスピードアップ!
⑥表やグラフをPagesで作成してPDF書き出し
これも面倒な手順ですが表を作るならこれが楽で正確です、私には。
フォトショでマスクをかけてペタッと貼り付けます。
⑦全てをPhotoshopで合体させて1ページ完成
という運びです。
うーむ、Illustratorを知り尽くせば全て解決する気もします。
Powerpointでも出来るのかな…?
こうなった理由は若い頃に見たある方の企画書でした。
「文字の資料」という印象だった企画書を、カタログや雑誌かと
見紛うレベルで作成される方がいて、衝撃を受けたものです。
「これが”通る企画書だよ”」と言われ、自分の物と見比べて愕然としました。
以来試行錯誤を重ねてこうなった、というわけなのです。
これだとソフトの機能的な制限が完全に無くなりますので
1本作ると心も体も擦り減ります…。
でも肝心なのはやっぱりアイデアですね。
素晴らしいアイデアだったら藁半紙にボールペンで殴り書きしても
通ってしまうのではないでしょうか…?
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