TEDx信州大学


(リハーサルの様子)

11月13日は信州大学でTEDxが開かれました。弊社は昨年に続き技術協力です。
今年は3カメ+VTR+スライド+字幕を組み合わせてライブ配信と同時収録。
機材的には昨年同様ですが、イベントそのものの内容は多岐に及びました。
基本となるスピーチではオーディエンスを巻き込んでのアクティビティ、
オープニングとエンディングには音楽の生演奏や生歌がありました。
客席で見ていたらきっと楽しめたと思います。いろんな考え方や生き方を知る
良い機会になるからです。

しかし、収録・配信スタッフとなるとなかなか落ち着かないものです。
耳と目で情報を集めつつ手で映像を切り替えて、脳は次のことを考えて…
なんてことを参加しているスタッフ全員がやります。これは世界中どこでもそうです。
映像系の仕事の醍醐味の一つと言えます。辛くて楽しい仕事です。

弊社のライブ配信の方法ですが、備忘録がてら簡単に記しておきます。
今年は入力が4つあります。
カメラ3台をスイッチャーボードに入力。
4つ目の入力は別のPCで動いている編集ソフトからの映像です。
編集ソフトのシーケンスに、配信で使用するVTRやスライドを
順番に並べて置いて、必要に合わせて再生します。

つまり、編集機のモニターアウトをそのままソースとして配信に使います。
これならシーケンスに載せられる素材ならどんなものでも配信できます。
手前味噌ですが、なかなか思い切った方法なので忘れてしまいます。
今年は後輩が覚えていてくれたので何とか組めました。

こういった、手段や仕組みを考えるのも映像系の仕事の醍醐味かもしれません。
なにぶんにも正解が無い世界。
滞りなく目的が達成されれば、それが自分たちにとっての正解です。
次が楽しみです。



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