映像制作のやり方



①情報を集める
②考える
③撮る
④つなぐ
⑤見せる


全て大切な工程です。


なかでも②は・・・

②しか重要じゃない、と言えるくらい大切です。


①③④⑤を行うために、②があります。

②があるからこそ①③④⑤が行えます。


③と⑤は技術の発展で、誰でも出来るようになりました。



②も誰でも出来ます。


しかし、③や⑤とはちがい、誰もが楽しいと思えるものではありません。


機械に頼める部分もありません。



違う角度の言葉で言い換えると②は「勉強」に近いです。


イヤでも我慢してやるんです。コツコツやるんです。

そして、それを楽しめるようになると、伸びるのでしょう。



素晴らしい参考書を手にしたところで、読まなくては意味がありません。

理解できなくては意味がありません。考えないと、意味がないんです。



そんなわけで、②が全ての源。大切に取り組まなくてはなりません。




なぜこんなことを書いているのかというと、



この姿を見たからです。

Googleのストリートビューの撮影。


あの「ストビューカー」が入れないところを、徒歩で撮影しています。

けっこう過酷な場所へも行っていて、「こんなところもストビューが」と
話題になったりしますよね。火山とか。


Googleの地図は、その国の地図業社のものを使用しているようです。
日本だと「ゼンリン」社のロゴが出たりしているので、
そういうことなんでしょう。

でもGoogleマップの売りであるストリートビューは、
こうやって徒歩や車で「実際に訪れて」作っている・・・。


「地図を作るなら、まず歩く」。

これはおそらく、上記の②にあたる行為でしょう。


全世界をIT技術で席巻する、かのGoogleですら、
伊能忠敬の頃から変わらない「歩く・走る」ことを
ベースにして世界で最も使われる地図を作っています。



長野県は田舎です。

この様な地方で、この様な姿を見て、「むむむ」と思った次第であります。
(たぶん、おそらく、カメラを背負っているのは地元の業社さん、のはず)



②が大切です。

映像を作るならまず、考えるのです。
















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