SONY α7s2

いやいやいや、今買わないだろそれは。

という声が聞こえてきそうな話です。

α7s2の購入を検討しています。

高感度なカメラが必要な為です。

レンタルでもそこそこの値段がしますし、
空いていないこともある様で需要が高いかと思われます。

買ってしまった方が早い となるかどうかの瀬戸際にいます。


9月か10月、遅くとも11月までにはα7s3が
発表、発売、のどちらかになるはずです。

別にファンというわけでも、
この機種が前から欲しくて仕方がなかったというわけでもありません。
公式サイトやらを少し見ただけですが、
ああ、新機種出るんだな、もうすぐ。という情報を読み取れます。


全ては仕事に「必要だから」となるのですが、
ここに大きなジレンマがあります。

私たちは番組、PV、CMなどの映像を作って対価を得ています。
売り物はといえば成果品となる映像そのものと、
それを制作する技術力、制作を実行する設備、です。

それらを「売っている」わけです。

が、売っているつもりなのに「買っている」ことが
とても多くあります。

「Aを作って売るためには まずBを買わなくてはならない」

となるのです。

この構図。

これは制作会社や映像制作者なら誰でも抱えるジレンマでしょう。

新しい機材を導入するとワクワクしてモチベーションも上がります。
テクノロジーが詰まった映像は、そもそも目を惹きます。

でもそれはプレイヤーサイドの話。


年齢が上がってマネージメントの意識も芽生えてくると、

「おおおーい!買ってるんじゃなくて売ってるんだよ!」

もっと言うと、
「会社の金っていうのは使うんじゃなくて、増やすんだよ!」

と思う様になります。

増やした金で社員を豊かにしようや、と。


そうであって欲しい。


しかしながら、安くて粗悪な機材では長く使えませんし、
特機などは危険も伴います。
そして、昔ながらの機材をずっと使って
それしか知らないみたいな制作会社は、現代では辛いです。

従って、ある程度の設備投資は必要ですし、
それによって新鮮さを失わないでいられるでしょう。

「買う」ことは「売る」ことと同じくらい必要なのです。


でもなー

と思います。

弊社のサイクルか分かりませんが、
いっつも新機材は秋に買います。

で、各社の新モデルって大体秋に発表して
冬っくらいに発売やら出荷が始まります。

買ったと思ったら新機種でた、みたいなのすごく多いんです。

つらいなー

と思います。

α7s2か。



どうなるか、成り行きに身を任せます。















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