映像ディレクターの本質

映像ディレクターww カッコつけwww

っていう言葉の恥ずかしさは置いておいて、

いわゆるテレビでもPVでもネット動画でも、

映像制作の基幹になるのがディレクターです。

これは、難しい職業です。


大きく分けて2つ。


・世間の人が良いと思うことを表現する(情報)

・自分が良いと思うことを表現する(感情)



映像のディレクターは、

情報を扱うこともあれば、感情を扱うこともあります。

テレビ番組などは両方を組み合わせて出来ています。


情報ばかりの番組はつまらないし、

また何の情報もない番組もつまらない。適度なものが良いはずです。


そんな世界で悩みながら進むのがディレクターということなのですが、

忘れてはならない原則がひとつだけあります。



それは、

映像とは 感情を伝えるメディアである ということです。



どんなに文字で表そうが、臨場感のある音声で表そうが、

人そのものを映す映像に叶うはずがありません。


そしてその感情は、人それぞれ受け止め方が違います。

笑っている人を見て機嫌を悪くする人もいるし、

泣いている人を見て笑う人もいます。



何が良いか。



その基準はありません。人によって違うのですから。

少なくとも視聴率、といったものでないことは確かです。

テレビが「大勢に見られることを正義とする」のは、
広告媒体としての価値を図り、高めていくためであり、
映像そのものを評価するためではありません。



では何を基準に映像を作るべきか。


それは、自分の心です。



自分が良いと思ったものを伝える。

これに尽きます。


違う意見があってもいいんです。
万人がわかる必要もないんです。


己の感じたことを映像を以って伝え、
共感してもらう。

それこそが映像と、映像ディレクターの役割です。


続けていって、あまりにも人に届かない、
共感を生まない、分かってもらえない、

ということであれば、、、、、去るのも良いでしょう。


世界は広いのですから、また別のどこかでやってみるのも手です。

映像以外の手段で訴えるのも手です。




己の感覚を他者に受け入れてもらえるか、

常に試され続けているのが映像のディレクターだと言えます。





映像とは感情である。


です。






















コメント