きくのはタダ

日頃思っていることを書き記します。


きくのはタダです。

なんでも人に聞けばいいです。

タダです。


でもそれは「気持ちの話」だよ、って思うのです。


「あなたこれどう思う?」考えを聞かせて。

「おいしい?まずい?」感想を聞かせて。

参考にするから。共感したいから。


っていう話の場合のことです。

”きくのはタダ”って。

人の気持ちだけは聞かないと分からない。

だから少し勇気を出して聞いてみよう。相手の気持ちがわかるから。

って話だと思うんです。


やり方を聞くってのは全然違う話です。

これどうやるの?

どうすればいい?

どうやったら解決する?


そういう類の話は「きく」ことより「学ぶ」ことが大切なんです。

「きいたことは忘れる」

「学んだことは忘れない」

っていう理屈があることも忘れないでほしい。

自分で調べて合点がいった事柄は忘れないでしょう?

誰かにやり方をきいたことなんて、3日も経たずに忘れるでしょう?

同じことを何回きいたか・・・それすら忘れているでしょう?

だってもともと「持ってない」ものなんだから。

知識を「持つ」には学ばないと。調べないと。考えないと。

そこに時間を使える様にならないと成長しません。



萩本欽一さんの口癖です。「きいちゃダメ」。

欽ちゃんの理論だと、質問なんか絶対しちゃダメなんです。
疑問を抱く前に受け止めて反応しろよと言っているんです。
その結果を良いとか悪いとか言わないよ。お前のものなんだから。
だから答えを聞くんじゃない、絞り出せ、と仰っているのです。

これが出来るか出来ないかで、その差はとても大きいなと感じます。







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