カメラワークを考える時


カメラワークについて、、、
かどうか分からない内容になるかもしれませんが
書いていきます。


被写体が、
・動かない時はカメラが動く
・動く時はカメラは動かない

というのが基本です。


なぜか。


すぐ見飽きるから。


逆に、
被写体が、
・動き回るのに、カメラも動く

というパターンもあります。
例えばスポーツ中継。サッカーなど。

例えばアクション映画。
カンフーアクションや殺陣のシーンで
カメラを固定するのは現代的ではありません。


解像度やビットレートが高く、ハイスピード撮影にも対応し、
グローバルシャッター搭載で動体歪みも起こらない。
そんなカメラが主流ですので、固定して撮影しなくてもいいのです。
昔はきっと、違ったのでしょうけれど。


で、カメラワーク。

パン
チルト
ズームイン
ズームアウト
ドリーイン
ドリーアウト
フォーカスイン
フォーカスアウト

というのが三脚を使って行われるカメラワークです。

「1回に使っていいのは1種類までな!」と
教わった記憶があります。ズームアウト+パンとか、
ドリーイン+ズームアウトとか、
複合させると見辛くなるよ(テレビ的に)というわけです。


で、本題ですが、
映像が映画とテレビだけのものではなくなった今日、
上記の代表的なカメラワークに加えて、
カメラジンバルを使った立体的なカメラワークが多用されている印象があります。
しかも「1種類までな!ルール」を超越して複合化されたカメラワークたち。


一眼レフ系のカメラを、ジンバルに乗せて自在に動き回る。

5Dmk4をDJIのRonin-Sなんかに載せて撮影する。

というパターンです。

こんな

<DJI社webサイトより   https://store.dji.com/>


走りながら上を向いたり下を向いたり、
グルーっと捻りながら階段を縫うように撮ってみたり、、、
自在です。


それで何が撮れるのかっていうと、
都度クレーンやジブアームを使ったかの様な素材ができます。


なんだ。ジブと同じか。ジブなら持ってる。


というわけにはいきません。

ジブアームは重くて大きくてジャマそのもの。
1人で運用する代物ではありません。


しかし、ジンバルは1人で持ててしまう。

全てのカットをそれ1本で撮れてしまう。

結果、複雑な動きを活かした、これまでにない映像になる。


これは強いです。


こういったテクノロジーの賜物には、
やはり早いうちに触れておかないといけません。

そうしないと、それを使った成果がわからず、
頭の中がアップデートされません。

持ってる手法が古くなってしまう。


そんなに気にしなくても良い、という気持ちもあります。
映像で最も大切なのはストーリーだから。


でも、やはり進化していく必要はあります。
映像なんだから、見た目は大事です。


というわけで、
上記の写真の様なものが欲しいわけであります。











コメント